私は、40代後半の女性です。現在は結婚して、幸せな生活を送っていますが、かつて悲しい恋愛をした経験がありました。まだ20歳くらいの時のこと。当時、私には好きな人がいました。彼とは遠距離恋愛をしていたので、なかなか会うことができませんでした。会えたとしても、半年に一回くらい。本当はもっと頻繁に会いたかったのですが、彼の方が忙しい仕事をしていたので、それも叶いませんでした。そんな関係が5年くらい続いたころ、私も不安を感じるようになりました。二人の将来についてどんなふうに思っているのかはっきりと彼の口から聞きたいと思ったのです。もしかしたら、別れたいと思っているかもしれません。もしかしたら、あまり私のことを好きではないのかもしれません。それでもいいから、はっきりとどう思っているのか知りたいと思いました。勇気を出して彼に質問しました。すると、彼の口から出たのは「あなたはどう思っているの?あなたの気持ちに合わせるよ」でした。これって、一見優しいような言葉に思えますが、ずいぶんと無責任でずるい回答です。今ならよくわかります。でも、当時の私はバカだったので優しいと判断してしまいました。結局、いつも私が半年に一回彼に会いに行く。彼は、いつも忙しそうで、はるばる来た私を不慣れな場所に置き去りにしてバイバイ。だいぶ経ってから、私はただの都合の良い馬鹿な女だったのだと気づきました。綺麗な言葉を並べられると、信じてしまう。でも、本当に優しい人は言葉ではなく行動してくれる。それを教えてくれたのは、今の主人です。この人は本気で私を愛していないと元カレについて気づいた日、私は相手の男性にきちんとお別れを言って、連絡を絶ちました。情けない5年間の恋愛関係にピリオドを付いて、自分磨きをしようとした瞬間、今の主人に巡りあったのです。不思議な出会いですが、元カレに振ってもらって良かったと思っています。いいえ、もしかしたら、元カレは付き合っているつもりさえなかったのかもしれません。だから、元カレは振ったつもりもない可能性もあります。いずれにしてもどうでもいい。信頼すべき男性とは、口下手でも容姿が悪くてもどうでもいい。言葉ではなく、行動できる人です。

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